創造的な学びのためのパターン・ランゲージ「学習パターン」(Learning Patterns)について語るブログを始めます。
学習パターンは、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)「学習パターン・プロジェクト」によって作成されました。学習パターン・プロジェクトのミッションは、かなり自由度が高いSFCカリキュラム(未来創造カリキュラム)のもとで、学生が自分自身の学びをデザインしながら学ぶことを支援することでした。 学びのデザインのコツをマニュアル化せずに伝えるために、「パターン・ランゲージ」の記述方法をとることにしました。これにより、学生自身が考えるチャンスを奪うことなく、しかも多様な状況に対応することができるようになると考えました。
学習パターンと、それを収録した冊子『Learning Patterns: A Pattern Language for Active Learners at SFC 2009』は、井庭 崇 総合政策学部専任講師の指揮・監修のもと、加藤剛、小林佑慈、三宅桐子、下西風澄、花房真理子、四元菜つみ、飯田麻友、坂本麻美によって制作されました。このブログでは、その作成過程についても紹介したいと思います。作業や議論の内容だけでなく、途中段階での成果物や活動写真なども交えて、詳細に記していきたいと思います。パターン・ランゲージをつくった一事例として、今後の参考になれば幸いです。
また、このブログでは、各パターンの背後にある考え方や、それに関連する文献などを紹介していきます。学習パターンは、パターン本体だけで活用できるようにつくられていますが、本ブログで紹介する考え方を理解すると、さらに深い理解が得られるでしょう。
本ブログについての感想やコメントは、ブログのコメント欄に記入するか、 学習パターンプロジェクトまでメールでいただければと思います(アドレスは、こちらに記載)。
Saturday, December 5, 2009
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1 comment:
はじめまして!
SFCの学生ではありませんが、先日ツイッタ―を通じて
「学習パターン」について知り、早速申し込んで
「snow white ed.」をお届け頂きました。
ブログで、制作過程のご紹介や
具体的な解説などを伺えるとのこと。
とても楽しみにしています。
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